ある日、友人から相談があった。レストランを開きたいという
商売ははじめてなので、相談をしたいという事だった。
レストランはやったことはないが、
僕は結構いろいろな業種をやってきた経験があるので
僕に相談してきたというわけだ。
話をきいていると、まぁうまくいかなそうだ。
いくつかポイントがある、どこがうまくいかないかピンとくる人もいると思う。
「ねぇ、なんの店やろうと思ってるの?」
「ラーメン屋さんをやろうと思ってるの。ラーメンが好きだし、ラーメンは需要があるし、どうせやるなら好きなことがいいかなって」
「ラーメンは需要はあるね、確かに。でもさラーメンなんて好きだったっけ?」
「最近ね、付き合っている彼がラーメンマニアで好きになったのよね。もともと好きだったんだけどよく食べるのは最近」
「じゃあ食べ歩きデートとかいっちゃったりするの?」
「うーん、あんまりいってないな〜忙しいから」
「そうかそうか、彼はラーメン屋で修行したこととかあるの?」
「ないわ。私もラーメンなら家でつくってるし。レシピもあるし」
「へー誰かに教えてもらったんだ」
「見てよ、クックパッドのこのラーメンのレシピおいしいのよ」
、、、、
「正直にいっていい?たぶんうまくいかないと思う。やるなら、少なくともラーメン屋でバイトするとか、最低でもプロのレシピを使わないと、、、、」
「fどあkふぉあjsd@いfじゃdf!!!!!」
(だめだな、、、これはいまいっても聞かないパターンだ、ならできるだけ傷を浅くしないと)
「まぁそれならやってみるのがいいんじゃない。まずは自宅で人と呼ぶとかそのくらいからやってさ、うまくいかなかったらやめればいいいわけで」
「fどあkふぉあjsd@いfじゃdf!!!!!おかげでいいアイデアが得れたわ、ありがとう。」
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これを聞いてどう思いますでしょうか?まぁ物事は確かにやってみないとわからないです。
わからないですが、どう考えてもうまくいかなそうですよね。
・好きなものへの情熱の軽薄さ
・アドバイスを求めた上で、話をきかない
・何よりも修行にもいかずに、クックパッドというアマチュアがつくったレシピで店を出すという事
などなど
まぁこの話は現実を少し編集した半フィクションなのですが
こんな馬鹿な実際に話あるか?
というと起業の相談をうけると本当にたくさん起きています。
どういう事かというと
多くの場合最低限必要なものにお金や時間を投資せずに、うまくいくとおもっているのです。
少なくともその業界で仕事をするとか、その業界でバイトしてみるとか、専門書をかって読むとか、学校に通うとかいろいろできるわけです。しかしウェブサイトだけで済ませようとするわけですね。
特にインターネットをつかった起業の場合、簡単なイメージがあるのか、簡単にうまくいくとおもっているのですね。
そういう時は、僕はあなたがやろうとしていることは、もしあなたがレストランを開くとしてクックパッドのレシピでレストランを開こうとおもってるういうことですよ。とお伝えすることにします。
逆にいえばどんな仕事にもプロ意識をもって取り組めば、最低限はうまくいくのです。